うどん百名店ラジオ『サマリナウドンラジオ』#12

天王洲のラジオ局・enterifmで毎週火曜日の23:30から放送されている、綱の手引き坂46のメンバー・サリナ(25)とマナ(24)がお届けするラジオ番組『サマリナウドンラジオ』。

いつものように『僕の私の美味しいうどん』用のうどんを食べに行った帰りのことだった。
「あのさ、今日のうどんだけどさ…」放送作家のタテルが重い口を開く。
「正直食べるのつらかった」
「タテルさんのお口には合いませんでしたか…」
「うん。天ぷらはシナシナで揚がりきっていなかったし、おでんの牛すじ串も猪肉うどんの肉も硬すぎる。麺は香りがあるけど、つゆが普通だし麺と馴染まない」
「言いたい放題やん」
「というわけで今日のラジオは特別企画1本でいこう」
「えっ⁈」
「たまにはそういう回も挟んで変化をつけないと。今日やるのは『サマリナ音楽祭』だ、好きな曲何個か考えてくれ」
「はい…」

「ただいマナ!綱の手引き坂46のマナです!」
「おかえりなチャ…」
「サリちゃん?」
「あぁ〜ごめんなさい!綱の手引き坂46のサリナです!噛んでしまいました!」
「大丈夫?」
「慣れで油断してしまいました。良くないね…」
「まあ失敗は誰にもあるから。皆さん許してやってください。さて今日は、いつものコーナーをお休みしまして特別企画をお送りします。その名も!」

サマリナ音楽祭

「今日は皆さんにもぜひ聴いてほしい曲を、マナちゃんと私サリナが紹介します!では早速私の方から、高橋優さんで『明日はきっといい日になる』」

何か今日はついてないな、ミスが多かったな、とかくよくよ考えたくなってしまうんですけど、次の日になれば笑い話にできたりするんだよね。今日のミスはしっかり反省する。でも明日は明日で頑張る。どっちも大切にしたいな、って思います。

「そうね。時間が経てば解決してくれるけど、チャラになるわけではないからね」
「そうそう。さっき噛んだのも大反省。こういうミスが後々命取りになる」
「しっかり者のサリちゃんです。では次は私マナの1曲!DREAMS COME TRUEさんで『大阪LOVER』」

私地元が大阪なんですけど、こちらの曲は北海道のご出身の吉田美和さんが作詞されたとのことで。大阪府民からすると違和感のある大阪弁ではありますが、大阪らしさをまるっと表現していて、大阪で恋したい主人公の気持ちがよく伝わってきます。大阪が好きになれる1曲です。

「いいよねこの曲。メンバーもみんな歌ってるもんね」
「USJのアトラクションの曲にもなってるからね。スズカが神レンチャンで歌っていたのもすごく良かった」
「スズカちゃんホント歌上手いよね。今度音楽スペシャルやるときはゲストとして来てもらいたい」
「そのときはぜひ生歌聴かせてもらいたいね。さて次の1曲も大阪にゆかりのある曲なんですが、実はサリちゃんも大好きな曲なんだよね」
「そうそう。せっかくだからフルサイズで聴いてもらいたい」
「それではお聴きください、桂雀三郎withまんぷくブラザーズさんで『ヨーデル食べ放題』」

「はい、うどんラジオなのに焼肉だらけになってしまいました〜」
「飯テロでしたねごめんなさい。でもめちゃくちゃ良くないですか?このヨーデルがまた素敵!ワリフゥ!ヨリョレイヒィ!」
「サリちゃんサリちゃん、酔っ払いおじさんみたいになってるよ」
「もうやだぁ!」
「こういうところが可愛いくていいんですけどね」
「皆さんの耳に絶対残ったと思います。焼肉食べるときはぜひ思い出してくださいね!」

「そうこうしているうちにもうエンディングの時間です!」
「あっという間だ!ちなみに放送作家のタテルさんは何の曲がお好きですか?」
「いっぱいあるけど…THE BLUE HEARTSの『情熱の薔薇』かな」
「ブルーハーツ!」
「前向きでノリノリになれるんだよね」
「いろんな歌があるもんだね」
「皆さんの好きな歌、聞かせてください!」
「明日も素敵な1日になりますように。バイバイ!」

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