「うみパンさん、おはようございます!」「おはよう建ちゃん」建が継いでからの近江パンは活気に溢れていた。地元の学生や爺婆が積極的に訪れ、放課後の中高生の溜まり場にもなっている。看板商品はソフトフランス、少ししなり気味のクロ… 続きを読む 連続百名店小説『世田谷パンストーリー』Dernier épisode(ベッカライ・ブロートハイム/桜新町)
タグ: パン
連続百名店小説『世田谷パンストーリー』épisode 8(ラトリエ ドゥ プレジール/祖師ヶ谷大蔵)
「緑川さん酷いですよ!流石に看過できません」建は咄嗟に声を上げた。しかし緑川が聞く耳を持つ訳が無い。「君は天才的なブーランジェだ。美澪みたいなまやかしのブーランジェとは不釣り合いだ。絡む必要なし」 美澪の優しさに励… 続きを読む 連続百名店小説『世田谷パンストーリー』épisode 8(ラトリエ ドゥ プレジール/祖師ヶ谷大蔵)
連続百名店小説『世田谷パンストーリー』épisode 7(ブーランジェリー スドウ/松蔭神社前)
独立をする場合、指定された15種類のパンを一から作る試験が課される。それぞれA(優)からD(不可)の4段階評価が緑川によりなされ、A評価を10個以上獲得し尚且つC評価を2個以下、D評価を0個に抑えたら合格となる。A評価を… 続きを読む 連続百名店小説『世田谷パンストーリー』épisode 7(ブーランジェリー スドウ/松蔭神社前)
連続百名店小説『世田谷パンストーリー』épisode 6(濱田家/三軒茶屋)
1週間後、建は自慢のバゲットサンドとクロワッサンを、東京に来た両親に振る舞った。歯の無い父には小さく切って出してみた。評判は上々であり、バゲットとクロワッサンを売る許しは得ることができた。しかし街のパン屋としての温かみを… 続きを読む 連続百名店小説『世田谷パンストーリー』épisode 6(濱田家/三軒茶屋)
連続百名店小説『世田谷パンストーリー』épisode 5(ジャン フランコ/用賀)
正社員の美澪が週6日働く一方で、建は大学の授業があるため週4日、午前中だけの勤務としている。それでも向学心は旺盛であり、緑川の苛烈な物言いを半ばいなしながらバゲットとクロワッサン作りに勤しむ。「狂ったようにバゲット作って… 続きを読む 連続百名店小説『世田谷パンストーリー』épisode 5(ジャン フランコ/用賀)
連続百名店小説『世田谷パンストーリー』épisode 4(ボネダンヌ/三軒茶屋・池尻大橋)
朝2時過ぎ、美澪と共にパン屋「Dernier Mot」に出勤した建は寝ぼけ眼を擦りながら生地を練る。専門学校に通っていない建は店主の緑川からビシバシ指導され、苦痛ではあるが手に職をつけるため、そして美澪に喜んでもらうため… 続きを読む 連続百名店小説『世田谷パンストーリー』épisode 4(ボネダンヌ/三軒茶屋・池尻大橋)
連続百名店小説『世田谷パンストーリー』épisode 3(トロ コーヒーアンドベーカリー/世田谷代田)
それから1年が経とうとしていた頃。建は3年生となり、今さら実家のパン屋を継ぐ気も無いため就活を始めていた。インターンシップに参加するが、上司との折り合いが悪くて、働くことへの意欲を失ってしまった。就活はサボりがちとなり、… 続きを読む 連続百名店小説『世田谷パンストーリー』épisode 3(トロ コーヒーアンドベーカリー/世田谷代田)
連続百名店小説『世田谷パンストーリー』épisode 2(ミカヅキ堂/三軒茶屋)
パン屋を営む実家に嫌気がさして上京し、駒沢大学に通う大学2年生の八木建。ある日、とあるパン屋の行列に並び突然の雨に打たれる。そこへ傘を貸してくれた1人の女性。すぐ止んで返したためやり取りは僅かであったが、建は彼女のことが… 続きを読む 連続百名店小説『世田谷パンストーリー』épisode 2(ミカヅキ堂/三軒茶屋)
連続百名店小説『世田谷パンストーリー』épisode 1(パリの空の下/若林)
今日も俺はパンを食べてしまう。パンが嫌で東京に逃げて来たのに、気がつけば足が向かう先はパン屋である。 滋賀から上京してきた大学生の八木建。特に何かになりたいとかいう願望は無い。ただ大学を留年せず出て、普通の社会人と… 続きを読む 連続百名店小説『世田谷パンストーリー』épisode 1(パリの空の下/若林)
連続百名店小説『シフォンジェリオン』第参話「眠り姫、心のさなかに」(ピコット/宮ノ下)
荒廃した首都東京の代わりに首都機能を担う温泉地・箱寝。頻りに襲い来る人類の脅威「亜人(あと)」と闘うため、人造人間ジェリオンのパイロットに選ばれた淀ケンジと水波シホの物語。*某革新的アニメ作品と似ているように見えますが、… 続きを読む 連続百名店小説『シフォンジェリオン』第参話「眠り姫、心のさなかに」(ピコット/宮ノ下)