パン百名店アニメ『真・麵包超人』11.病毒小子と亡命少年団(トラスパレンテ/中目黒)

人気女性アイドルグループ「綱の手引き坂46」メンバーが豪華声優&ゲストとお届け!パン百名店アニメ『真・麵包超人』
☆登場キャラクター
麵包超人(cv.綱の手引き坂46ミレイ)…この世界を守る英雄。だが嗲が独特。
病毒小子(cv.綱の手引き坂46マリモ)…麵包超人の永遠の敵。麵包工場をぶっ壊す!
心跳小子(cv.綱の手引き坂46ヒナ)…自己的作法な女子。病毒小子の家に居候。
火腿爺爺(cv.山寺宏一)…麵包超人の生みの親。好物は加工肉と三鞭酒。
腸子妹妹(cv.平野綾)…火腿爺爺とは事実婚の関係にある。好物は海鼠腸と紹興酒。そのため火腿爺爺とは晩酌の内容を巡って頻繁に喧嘩する。
酸奶(cv.山寺宏一)…麵包超人に助けられ麵包工場で飼われることになった猫。
咖喱麵包超人(cv.綱の手引き坂46パル)…辛口咖喱が中に入っている。口癖は「辛辣」でshu。
吐司麵包超人(cv.綱の手引き坂46ヒヨリ)…美形だが自恋者。彼女の作る吐司は給食としても大人気。

  

♪あれから数えきれないほど
麵包超人「かっこいい〜!亡命少年団、最高!」
咖喱麵包超人「皆の英雄・麵包超人をすっかり虜にさせる亡命少年団。そりゃ皆憧れるわけだ」

  

元祖TAKAHIRO(cv.EXILE TAKAHIRO)「皆、盛り上がってますか!」
雌共「キャー!」
火腿爺爺「黄色い声援、凄いね…」
元祖TAKAHIRO「次は『Rising Sun』いってみよう!皆も声合わせて!」

  

病毒小子「ぐぅー、ぐぅー…」
心跳小子「はぁ、どうして病毒小子はこうも不恰好なんだろう」
病毒小子「は?何?」
心跳小子「もっとシャキッとして欲しい。寝て食べてばっかいないで、格好良くいてよ」
病毒小子「俺はずっと怠慢していたいんだ!放っといてくれ」
心跳小子「駄目よ。今日は亡命少年団の公演があるの。券2枚あるからついてきなさい」
病毒小子「はへぇ…」

  

小柠檬沙瓦隊長(cv.EXILE HIRO)「麵包超人様御一行、本日は我我の公演にお越しくださり誠にありがとうございます。皆様に小柠檬沙瓦と、我らが中目黒の名店「トラスパレンテ」の麵包を御用意致しました」
腸子妹妹「わぁ美味しそう!」
酸奶「喵喵!」
腸子妹妹「枝豆がたくさん!」
火腿爺爺「それ以上のことは無いけどね。枝豆の味わいを活かして欲しい」
腸子妹妹「頂き物にケチつけないの」
火腿爺爺「橄欖は美味しいよ。柔らかめの生地にオリーブの味や香りが融合してる」

  

公演会場に到着した病毒小子と心跳小子。
宇Mandy(cv.関口メンディー)「おっ、そこの坊や。是非今日の公演に出て欲しい」
病毒小子「お、俺様が?」
宇Mandy「Of course. 君は亡命少年団のイメージにぴったりだ」
心跳小子「亡命少年団と一緒の舞台踏めるなんて光栄なことよ」
病毒小子「俺様はそういうつもりじゃ…」
宇Mandy「ほら、こっち来て!」
病毒小子「心跳小子!」
心跳小子「わあ、吐司麵包超人様がいる!吐司麵包超人様〜!」
病毒小子「亡命少年団観にきたんじゃねぇのかよ…」

  

♪接吻をする度に…
美声と足並みの揃った演舞に気を良くする麵包超人の一行。
咖喱麵包超人「美味いねこの帕尼尼(パニーニ)」
吐司麵包超人「土豆(ポテト)・培根(ベーコン)が入っていて、土豆が硬くなっていないし、番茄醬(トマトソース)により纏まりが生まれる」
咖喱麵包超人「戈貢佐拉起司(ゴルゴンゾーラ)で小柠檬沙瓦が進むわ。もう少し入れてくれてもいいのにな」
そこへ小柠檬沙瓦隊長が入ってきた。
小柠檬沙瓦隊長「お楽しみ中のところ失礼致します。火腿爺爺様、是非舞台に立ちませんか?」
火腿爺爺「わ、私が?」
小柠檬沙瓦隊長「火腿爺爺様には『イケおじ』になっていただきたい。安心して下さい、絶対似合いますから」
麵包超人「火腿爺爺のイケおじ姿、見てみたいです」
火腿爺爺「そんな言われたらやるしかない…か。小柠檬沙瓦鱈腹飲んでしまったけど大丈夫?」
小柠檬沙瓦隊長「問題ないですよ。謝謝」

  

一方、一足先に亡命少年団員に変身させられていた病毒小子。
松捉迷藏(cv.松本利夫)「これはどうだろう…おぅ、似合ってる」
病毒小子「いつまでこんなことを…」
龍舌蘭酒兎(cv.EXILE ÜSA)「この服どう?」
松捉迷藏「いいじゃん」
病毒小子「だから俺様は!」
薔薇咲眞木(cv.EXILE MAKIDAI)「靴はこれがいいかな」
龍舌蘭酒兎「めっちゃいい!ちょい悪な感じが出てる」
病毒小子「俺様は極悪だい」
松捉迷藏「ちょい悪が一番格好いいんだよ」
病毒小子「格好…いい?」
薔薇咲眞木「そうだよ。舞台出たら皆から声援受けるから。さあ人気者の仲間入りだ」
病毒小子「ふん!出てやるよ!どうなっても知らないからな!」

  

火腿爺爺も衣装を着替え、続いて舞台にて披露する『Choo Choo TRAIN』の練習をする。
火腿爺爺「上手く体回せない」
病毒小子「ちょっと動いただけで疲れる…」
松捉迷藏「お二人とも体力が足りませんね。それでは一流の演者にはなれませんよ」
病毒小子「だからなる気ないって…大体何故火腿爺爺と一緒なんだ!この偽造的爺がよ!」
振付TAKAHIRO(cv.上野隆博)「よぉ諸君!舞踊にお困りかい?」
火腿爺爺「貴方は…」
振付TAKAHIRO「麵包超人達の友人代表、TAKAHIROです!彼女達に舞踊教えてます!」
病毒小子「敵かよ」
火腿爺爺「お世話になっております」
振付TAKAHIRO「舞踊の訣竅は楽しむこと!舞台の上で喧嘩はご勘弁!」
TAKAHIROの积极的な性格を前に、いつもの態度をとることができない病毒小子。
振付TAKAHIRO「正しく踊ろうとしない。少し間違えてもいいから、何を表現するのか明確にして自分らしく踊ろう!さあ幕が上がる!楽しく幸せに踊ろう!」

  

明るい表情を見せる火腿爺爺と病毒小子。そして愈愈『Choo Choo TRAIN』の前奏が鳴る。演者達と共に例の演舞を見せる二人の息はぴったりであった。
麵包超人「火腿爺爺…格好良い!」
咖喱麵包超人「亡命少年団の力ってすげぇな」
心跳小子「キャー!病毒小子様!」
麵包超人一行「病毒小子⁈」
麵包超人「火腿爺爺と仲良くやってる…どういう風の吹き回しだろう」
心跳小子「でも吐司麵包超人様も捨て難いや」
吐司麵包超人「おいおい…」

  

♪溢れ出した涙が止まらない〜
公演終わりの舞台裏。
火腿爺爺「病毒小子。今日は謝謝」
病毒小子「フン!今日だけだぞこの関係性」
火腿爺爺「舞踊上手かったよ。私も習ってみようかな」
病毒小子「俺様は懲り懲りだよ」
火腿爺爺「人気者になれるよ」
病毒小子「…やろうかな」
火腿爺爺「素直が一番さ」

  

演者と食事を囲む麵包超人一行。
咖喱麵包超人「香腸(ソーセージ)の脂、酸菜(ザワークラウト)のほのかな甘み。生地によく馴染むねぇ」
宇Mandy「ウメンディー!」
酸奶「喵喵!」
吐司麵包超人「培根(ベーコン)の麵包凄いですね。硬すぎない焼き加減で旨味が生地に染みます」

  

亡命少年団演者達「一番の自慢はこの奶油麵包(クリームパン)です!」
麵包超人「おぉー!奶油が乳白色(ミルキー)。心地よい甘さと口溶け」
火腿爺爺「最高じゃないですかこの麵包屋!」
小柠檬沙瓦隊長「お褒めいただけて嬉しいです。店主さん喜びますよ間違いなく」
麵包超人「今日はとても楽しい一時を過ごせました。ありがとうございます」

  

心跳小子「格好良かったよ、病毒小子」
病毒小子「そうか?くたくただよ俺様」
心跳小子「お疲れ様。土産に細小(プチ)丹麥酥(デニッシュ)貰ったよ。可愛らしいでしょ」
病毒小子「珍しいなこの大きさ。じゃあ無花果を…ん!美味い!」
心跳小子「果物の割合が大きいから、果物の良さをより味わえるんだよね」
病毒小子「いいなぁ、やっぱ俺様も亡命少年団に…」
心跳小子「麵包超人倒せなくなるけど」
病毒小子「それは嫌だ!」
心跳小子「病毒小子は永遠の悪でなきゃ」
病毒小子「そうだよな、わっはっは!」

  

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