天王洲のラジオ局・enterifmで毎週火曜日の23:30から放送されている、綱の手引き坂46のメンバー・サリナ(25)とマナ(24)がお届けするラジオ番組『サマリナウドンラジオ』。
今日は22:00〜に前倒しの上77分スペシャル。
「ただいマナ!綱の手引き坂46のマナです!」
「おかえりなサリナ!綱の手引き坂46のサリナです!」
「サマリナウドンラジオ、今週もやっていきましょう!」
「今日は史上初の放送時間拡大、そして生放送です!」
「この番組、大きくなったね」
「77分も時間をいただけるなんて身に余る思いです」
「ということで今日は、放送時間の77分にちなみまして第2回7祭りをお届けします!」
「さらにいつものコーナーも全部やります」
「メイン企画『僕の私の美味しいうどん』は2本立てでお届け!」
「最後まで聴いてくださいね〜」
「さてコーナーに行く前に、先週の放送が途中臨時ニュースで途切れてしまいました。完全版はいつもの枠で放送しますが、その件に関して1つ大きな出来事がありました」
「臨時ニュースは立てこもり事件で犯人が投降したことによるものでしたが、その犯人が投降した理由がなんと、私たちのラジオだったそうです!」
「Mana’s English Boxで『落ち着いて』というフレーズを紹介したら、偶然ラジオを耳にした犯人が急に思い直したそうで、人質を解放してくれました」
「私たちもとても驚きました。それで今日、丸の内署の方々から感謝状をいただきまして」
「私たちのラジオで救われた人がいると実感して、涙が止まりませんでした」
「これからも皆さんのことを幸せにするラジオ、やっていきたいと思います。皆さんもぜひほっこりしてください!」
「それでは企画に参りましょう」
第2回7祭り
「リスナーさんから寄せられた『7』にまつわる話を続々と紹介!」
「まずは東京都にお住まいのラジオネーム『ラーメン大好き』さん」
僕のおばあちゃんが今年77歳!さあ、77歳のお祝いを漢字2文字で言うと?
「せーの…喜寿!」
「良かった、正解だ!」
「いきなりクイズ出されました〜」
「マナちゃんは博識だから朝飯前だよね」
「こうやって出されると怖いよ。ちなみに『喜寿』の『喜』は、簡略して書くと『七』が3つとのことです」
「大好きだこの字!7が3つだってよ!推すしかないね!」
「そうだね。じゃあ次いきましょう、大阪府にお住まいのラジオネーム『ペン習字』さん」
数字の7、どう書きますか?左に短い縦棒つけるかつけないか、つけないとしたら斜めの線の途中に点を打つか打たないかありますが、お2人はどのタイプですか?
「私は左に縦棒書きます」
「私もですね」
「タテルさんも同じだって。だいたいみんなそうだと思います」
「縦棒ないと1と間違えそうだもんね」
「小学生の頃からの癖だから、今更変えられないかも」
「次のお便りは、岐阜県にお住まいのラジオネーム『岐阜って、書けない?』さん」
僕の住む岐阜県には、「七」に宗教の「宗」と書く町があります。何て読むでしょう?
「またクイズだ…」
「『しち』か『なな』か…」
「正解は『ひちそうちょう』ですって!」
「『し』じゃなくて『ひ』なんだ!」
「方言みたいですね」
「それでなくても『し』と『ひ』は聞き間違えるよね」
「『ひらがなえのき』が『しらがなえのき』に」
「『知らんがなえのき』?」
「関西弁やん。サリちゃんの関西弁、新鮮だね」
「どんどんいきますよ。兵庫県にお住まいのラジオネーム『接骨院の爺や』さん」
皆さんに知ってもらいたい人物がいます。名倉七海さん。エアギターの世界選手権で2度優勝した強者です。今年の世界選手権にも出場予定とのことで、3度目の優勝、期待しています。
「最初に優勝したのは19歳の時だって!」
「すごい…10代で世界の頂点って」
「エアギターって体を大きく動かすから、めっちゃ体力必要だよね」
「でもダンスやってる人だとコツ掴みやすいかもしれないね」
「私たちも始めてみようかな、エアギター」
「続いては東京都にお住まいのラジオネーム『ラマヌジャン』さん」
7は素敵な数の仲間に所属しています。まず「安全素数」。1を引いて2で割っても素数になる数のことを指します。そして7は幸運数でもあります。幸運数は口で説明するのは難しいのですが、素数の理論と重なる部分がある面白い分類です。そして、安全素数かつ幸運数であるのは7だけ!
「幸運数って響き、いいよね」
「何で幸運数って言うんだろう」
「素敵な名前だよね。7自体幸せな数字だけど、こんな分類があるとは知らなかった。私興奮してます!」
「サリちゃんめっちゃ嬉しそうです」
「次は宮城県にお住まいのラジオネーム『札勘』さん」
77という数字も面白いですよ。実は連続する3つの平方数の和で表せます。やってみてください。
「1,4,9,16,25,36…」
「16+25+36=77だ!」
「4^2+5^2+6^2=…ナナナナ!ナナナナ!」
「ジョイマンさんみたいになってるよ」
「7盛りだくさん。楽しくなっちゃうね」
「最後のお便りは…」
「もう最後?もっとやりたい!」
「時間制限があるので。埼玉県にお住まいのラジオネーム『あおあお青物横丁』さん」
7といえば何と言っても、私の大好きな『ドラゴンボール』です!
「待ってこのラジオネーム、綱の手引き坂メンバーのニュウ⁈」
「だよねだよね⁈」
「ついにメンバーからもお便りが来ました!」
「ニュウちゃんって本当にドラゴンボール好きなんだよね」
「楽屋でいっつもかめはめ波出してる」
「私たちは全然詳しくないんですけど、主題歌なら聴いたことあるものが多くて、影山ヒロノブさんの『CHA-LA HEAD-CHA-LA』、FIELD OF VIEWさんの『DAN DAN 心魅かれてく』、氷川きよしさんの『限界突破×サバイバー』辺りは馴染みがありますね」
「タテルさんは何かありますか?」
「『ロマンティックあげるよ』かな。橋本潮さんっていう方が歌われているんだけど、高校の同級生に同姓同名の男子がいて、一緒にカラオケ行ったらいつもこの曲歌わせた」
「何回もやらされたら嫌になりそう…」
「でもすごいよね同姓同名って」
「確かにね。綱の手引き坂のメンバーは同姓同名いそうな名前多い」
「もし綱の手引き坂メンバーと同姓同名の方がいたらお便りください!メールの件名は『同姓同名』でお願いします!」
「それでは次の企画に参りましょう!」
僕の私の美味しいうどん
「皆さんから寄せられたお悩みを、美味しいうどんで解決するコーナーです」
「まず1本目のお悩みは、埼玉県にお住まいのラジオネーム『花の飛鳥』さん」
最近母が何を食べても「美味しい」と感じなくなりました。外食に行くといつも、「昔はすごい美味しいと思ったけど、今となっては全然美味しくない」なんて文句を垂れてばかりです。テレビで美味しそうなグルメを見ると「美味しそう」とか言うので連れて行くのですが、いっつも「期待はずれだ」と言って終わってしまいます。
「これは悲しいね」
「食も人生の楽しみの1つだから、それがないというのはねぇ…」
「私たちもいずれそうなるのかな」
「余計なお世話だったらごめんだけど…」
それ、認知症の症状かも!
「あぁ、その線もあるか…」
感動を覚えにくくなるのは認知症の可能性あり。完全に治すのは難しいかもしれないけど、少しでも進行を抑えるためには「刺激」が必要だと思うの。びっくりするくらい大きな刺激で、少しでも感動してほしい。
「そこで紹介するうどんが!」
グランドハイアット旬房さんのカレーうどん!
六本木ヒルズにあるホテルグランドハイアットの6階にある和食店。会席料理や近江牛コースなど本格的な和食をいただける超高級店ですが、その中でも比較的お手頃にいただける名物がカレーうどんです。
タイプとしては古奈屋と同じクリーミー系。そこに青ネギ・餅・フライドオニオンが載っています。このカレーうどんはとにかくコクがある!カレーのスパイシーさも出しつつ、まろやかさで老若男女が食べやすい仕上がり。フライドオニオンにより香ばしさも加わり、間違いなく癖になる1杯です。
アラカルトで1980円、休日ランチは揚げ物や小鉢などのおかず盛り合わせ・白ごはん・デザートまでついて3630円。サービス料15%も乗るのでかなりの金額にはなりますが、間違いなく印象に残る1食となることでしょう!
「もうお祝いだよねこれ」
「ハレの日のご飯だね。でもタテルさんは日常的に食べてますもんね」
「中3の頃から食べに行ってる」
「すごいな…」
「昔は平日ランチでカレーうどんとご飯のセットもあったんだよね。学校が休みになると太鼓の達人やりに行くついでに食べてた」
「そんな中学生いないって。ってかなぜ六本木でたいたつ?」
「関ジャニ∞の番組とコラボしていて無料で叩き放題だった」
「行動力すごいね」
「ちなみに今回は鰻重までいただいちゃいました」
「びっくりしたもん。1万円だよ」
「ね。琵琶湖の天然鰻」
「齋藤飛鳥さんが食べてたやつ」
「飛鳥さんオシャレよね」
「長州力さんのTシャツ着てたし」
「ドレスコードがないのもこの店の魅力!自分へのご褒美にサクッと行きましょう」
「それではここで1曲お聴きください。YOASOBIさんで『セブンティーン』」
「後半戦最初の企画は!」
舞え!ケセランパサラン
「皆さんの身の周りにいる、か弱そうに見えて強い人・モノを紹介するコーナー!」
「最初のお便りは岩手県にお住まいのラジオネーム『大谷翔平選手大好きです』さん」
岩手が誇るケセランパサランといえば、何と言っても奇跡の一本松!細くか弱い枝に見えますが、大地震からの津波を受けてもなお残り続けた強い木。見るたび涙が出てくる、復興の象徴。大事にしていきたいですね。
「出ました!もう真打ですね奇跡の一本松は」
「恥ずかしながら私、知りませんでした…」
「あらマナちゃん、そういえば3.11の時って…」
「日本にいなかった。イギリスでピアノ弾いてた」
「そっか…じゃあ経験してないんだ」
「でもイギリスでもニュースになってた。すごい心配だった」
「私の地元横浜でもかなり揺れてて不安だったの覚えてる。電車が止まったから、お父さん20km以上歩いて帰ってきたもん」
「大変だったねそれは…」
「大地震の備え、しっかりしておきましょう!続いてのお便りは神奈川県にお住まいのラジオネーム『フリージア』さん」
(中略)
「次のコーナーは!」
Mana’s English Box
「皆さんから寄せられたエピソードを、マナが英語で総括するコーナー!」
「最初のお便りは東京都にお住まいのラジオネーム『おにぎりうんめぇ』さんから」
僕の家の近くには24時間営業の食堂があります。チェーン店ではなく個人経営の店です。しかもいつ行っても同じ店主1人しかいません。不眠不休で働き続けているのでしょうか?不思議です。
「個人経営で24時間営業?それだけでもすごいね」
「1人で24時間?定休日もなし?」
「そうみたいです」
「さすがに体も心も持たないでしょ」
「双子って可能性、ありません?」
「それあるかもね。そうじゃないとやってられないよ」
「おにぎりうんめぇさん、もしかしたら双子かもしれません!顔よく見てあげてください!そしてマナちゃん、総括を英語で!」
「はい、このエピソードの総括は!」
twenty-four seven
「24と7」
「1日は24時間、1週間は7日。ずっと休まず動いてるよ、という意味です」
「日本語だと『四六時中』が近いかな?」
「そうかもね」
〽︎四六時中も好きと言ってぇ
「タテルさんが思わず歌い出しました」
「英語でも日本語でも数字を上手く使って表現。綺麗だよね」
「異なる言語を比較するのも面白いですね。次のお便りは福岡県にお住まいのラジオネーム『6513』さん」
(中略)
「さあ最後のコーナー行きましょう」
僕の私の美味しいうどん
「2本目のお便りは宮城県にお住まいのラジオネーム『クミコ』さん」
私はライヴ配信を生業としている、タレントを夢見る1人の女性です。最近になって少しずつフォロワーさんが増えてきましたが、売れっ子には程遠い状態です。自分は一生懸命やっているのに、大したことしてなかったり、他人のふんどしで相撲をとってるような人の方が人気を集めていたりして嫌になってきました。いつになったら私は売れるのでしょうか?
「なるほどね…」
「結果が出ないとつらいよね。私もよくわかるよ」
「マナちゃんも私も悩むことは多い。でもね…」
他の人が大したことしてないとか人のふんどしでとか言うのは違うと思う。影で努力してる可能性だってあるわけだし、決めつけるのは良くないよ。焦る気持ちはわかるけど、人と比較する暇あったら自分のことに力注ごう。
「そうだよね。他人に憧れたところでそうなれるわけないし」
「自分は自分。ということで、クミコさんに紹介するうどんは!」
花は咲くさん!
新中野の普通の道沿いにある讃岐うどんの名店。
ここのぶっかけ出汁は、旨味のエッジがガツンと効いていながら穏やかな印象。普通の讃岐うどんでは味わえない感覚だと思います。麺のコシも美しく、ネギの味がアクセントになり味わいが生まれます。かしわ天は素朴な味。伊勢海老餃子天も人気です!
「お出汁がとにかく美味しかった。夏にちょうどいいよね」
「塩分補給できて元気が出ます。ね、タテルさん」
「そうね。天ぷらにもうちょっと凝ってくれると最強だけど」
「でもこの強さいいよね。私たちも強くありたい」
「クミコさんはじめ、リスナーの皆さんが花咲きますように。『花は咲く』」
「ということで77分スペシャル、エンディングのお時間です」
「やってみたらあっという間だったね」
「喋るって楽しいね」
「そうだね。皆さんも楽しんでいただけましたか?」
「これからも皆さんがハッピーになれるラジオをお届けします!」
「いつも聴いてくださっている方々も初めての方々も、ぜひ次回もお聴きください!」
「明日も素敵な1日になりますように。バイバイ!」